塩化マグネシウム

塩化マグネシウム(えんかマグネシウム、magnesium chloride)とは、マグネシウムの塩化物であり無機化合物の一種で、6水和物は式量 203.3022 の白色結晶である。にがりの主成分のひとつ。

製法

塩酸に水酸化マグネシウムを溶解して中和させ、濃縮すると6水和物が析出する。また塩酸にマグネシウムを加えると、水素を出しながら溶けるが、そのときに塩化マグネシウムが生成する。工業的には製塩の副産物として海水から取り出されている。またカリウムとの複塩であるカーナル石 からも得られる。


性質

通常6水和物として市販されている。潮解性があり、水およびエタノールなどにきわめて溶けやすい。塩化マグネシウムを主成分とする水溶液は強い苦味をもち、にがりと呼ばれる。飲み過ぎると下痢になる。密度は、無水物は2.325 g/cm3、6水和物は 1.569 g/cm3。
水溶液は極僅かしか加水分解せず、ほとんど中性であるが、水酸化ナトリウム水溶液あるいはアンモニア水を加えて塩基性にすると水酸化マグネシウムを沈殿する。
6水和物を加熱すると徐々に結晶水を失うが強熱により加水分解も進行し、塩基性塩を生じるため脱水により無水物を得ることは困難である。
脱水により無水物を製造する場合は、塩化水素気流中または塩化アンモニウムを添加しながら加熱する。


用途

当店では、お客様より取得した個人情報を第三者に開示または提供することはありません。
ただし、次の場合は除きます。

  • にがりとして豆腐作りなどに使用される。
  • 肥料等の製造。
  • 電気分解による金属マグネシウムの製造。
  • 凍結防止剤、防塵剤、防火剤製造の原料。
  • 浣腸液等の製造。

^「塩化マグネシウム」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2021年1月31日 (日) 16:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org